【寒さが堪えますか?】
去年より寒さがこたえる、去年ほど寒く感じない・・ これって体の変化かも?!
☆ “寒い”は変化していく?
現代語で「寒い」は寒さの表現のほか、「懐が寒い」「お寒い警備」などといったように、貧しさや不足を表しますね。
古典でも同様ですが、「そぞろ寒し=ぞくぞくするほど素晴らしい」と、良い意味でつかわれることもあったようです。
一方で若者言葉の「さむい」は、ギャグがつまらなくてシラケるときに使ったりします。
同じ「寒い」でも時代によっていろいろですから、未来の「寒い」にはまた違う意味が生まれているかもしれませんね。
実は高齢者は、寒さも暑さも感じにくいときがあるのです。寒い中でも平気そうにしている高齢者は、もしかしたら寒さを感じるバロメータが動いていないかも、と注意を向けてください。
寒さを感じないために寒さ対策を怠っていると、低体温症になってしまうことがあります。低体温症とは体温が35℃以下になって、体の機能が正常に働かなくなること。意識がもうろうとしたり、心機能の低下が起きたりします。低体温症で搬送される人のうち8割は入院し、熱中症よりも死亡者が多くなる年もあるほど怖いもの。部屋の温度は18℃以上に保ち、寝ている間に室温が下がり過ぎないように工夫をしましょう。
逆に、去年よりも寒さがこたえるという場合は、筋肉量の低下が原因かもしれません。
筋肉は熱を生み出し、体温を維持する働きがありますので、その筋肉が少ないと熱量が減り、寒さを感じやすくなります。
寒さが身に染みると感じたら、軽く筋トレをしたり、日中に外を歩いたりしてみましょう。
冬だから寒いのは当たり前ですが、寒さによって健康を害さないように最低限の注意は払いましょう!
筋肉を増やすと、疲れにくく、強い身体になります。
肩こりや腰痛、関節痛も軽減しますよ👍