【歩けば重病も予防できる】
テレビや新聞でも頻繁に呼びかけられているので、
もはや“耳タコ”かもしれませんが
冬の寒暖差は命取りになるということを、必ず覚えておいてください。
車を運転する人なら、一度くらいはご老人の運転や歩行でヒヤッとしたことがあるのではないでしょうか。
高齢者による交通事故は身近に感じられますよね。
しかし冬の寒暖差による死者数は、
その交通事故による死者数の比ではないほど多いのです。
外気温が下がったら、当たり前ですが家の中は温かくします。
でもトイレや浴室、脱衣所など、家の造りによっては温めることができない場所もあるでしょう。
そのように、温かい部屋と寒い部屋、屋外を行き来することにより血圧の乱高下が起き、
心筋梗塞や脳内出血、大動脈解離などの取り返しのつかない大きな病気が引き起こされてしまいます。
どれも死に至ったり、重い障害が残ったりする怖い病気です。
しかし裏を返せば、温度というちょっとした工夫ができる点を改善すれば予防できるとも考えられます。
その予防の為には、歩行が一番です。
歩行する事で、背骨が回旋し、心臓や肺、その他の内臓が回転しながら動かされ
個々の機能を高めます。
内臓が元気になれば、心臓や脳血管の安定になるし、
もちろん、肩こりや腰痛などの予防にも有効ですね。