【救急搬送について考える】
6月、三重県松阪市の主要3病院が、
救急車で運ばれたが入院しなかった患者から7,700円を徴収することを始めました。
大きな話題を呼んだこのニュース、あなたは誤解なく内容を理解することができていますか?
☆ 7,700円の意味とは?
これは「救急車が有料になった」ということではありません。
「初診は地域の病院で、高度・専門的な治療は大きな病院で」という制度があり、
紹介状なしで大きな病院に行った場合に「選定医療費」として医療機関の定める金額の支払いが求められるようになりました。
松阪市の新制度は、この選定医療費をもらうというものです。
つまり、「本来なら自身で地域の病院にかかるべきなのに救急車を呼んでしまったなら7,700円をお支払いいただきます」
という意図なのです。
☆ こんなことで救急車を?!
この新制度は「不正利用」を抑制することが第一の目的です。
驚くべきことに、タクシー代わりにするために呼んだり、自身の救急搬送を動画配信のネタにしたりする人がいるのだそうです。
皆さん、車を運転中に救急車が通ったら道を空けますよね?ただルールだから避けるのではなく、
あの救急車の中には苦しい思いをしている人がいる・・と思うからこそ譲るのだと思います。
救急体制をひっ迫するだけでなく、そんな周りの思いをも踏みにじる行為はあってはならないものです。
☆ 相談窓口があります
実際「これは救急車を呼ぶべきかどうか」と迷うこともあるでしょう。
その時はまず「#7119」にかけてみてください。
救急車を呼ぶべきかどうか、医師や看護師、専門の相談員に相談することができる機関に繋がります。
救急搬送に限らず、今すぐ病院に行くべきかどうかの相談にも乗ってくれますよ。
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