【大人と子供の鼻血の違い】
子供の頃はしょっちゅう出していたという方も、
大人になってからはあまり出さなくなっているかと思います。
というのも、子供の鼻血の原因は鼻の粘膜が傷つくことによるケースがほとんど。
大人になるにつれて鼻ほじりも減りますし、20~50 代は鼻血が少ない年代となっています。
しかし、60 代以上になると再び鼻血を出す人が増えるということがわかっています。
その原因は子供のものとは全く異なります。
大人の鼻血は、高血圧や糖尿病、血栓症などの病気の治療で使われる、
血液を固まりにくくする薬や血小板の働きを抑える薬の影響、
妊娠中、生理中など、「血管が破れやすい状態」「出血が止まりにくい状態」で起きるケースが多いのです。
大人の鼻血は、鼻の粘膜が傷つく子どもの鼻血とは異なり、
全身の健康状態が影響しています。
丼一杯分もの血が出る場合や、
止まっても毎日のようにくり返して出血する場合、
応急処置をしても30 分以上止まらない場合は病院を受診することをお薦めします。
因みに、頚椎の歪みからくる首痛や肩こりなどは
頚神経叢から鼻に行く神経枝がある為に、鼻に関係する症状が出易くなりますし、
亜鉛や、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンDなど不足すると、
粘膜が弱い為、鼻血が出易い傾向になります。
栄養状態と身体の歪みを整えておけば
肩こり、腰痛、自律神経の不調が出にくい強い身体になります。