Blog記事一覧 > 5月, 2025 - まごころ鍼灸整骨院の記事一覧

腰痛、坐骨神経痛、五十肩、などの 「痛み」は、「炎症」が起こった状態です。
字の如く、熱を発生させています。
捻挫やギックリ腰は、 最初は温めて、
痛みが楽になってきたら温める と言う方もいますが間違いです。
急性でも、慢性でも 痛みが有れば、 アイシング(冷却)をします。

温めると言うことは 熱に熱を加えることになり
身体の成分がタンパク質である事から
筋肉や骨などを硬くし、 変性させていきます。
温めたら、気持ち良いし 痛みが楽になりますが、
本当は悪化させています。
腰痛を改善していくためには 悪くする原因を取り除かないといけません。
40半ば過ぎると 骨が変形して歪みが出ます。
そのせいで、腰痛、肩こり、 膝関節痛などが出るのですが
矯正して歪んだところを その場で真っ直ぐしても
物理的に同じ歪んだ状態に戻ろうとします。
身体を治していくためには 平均台を渡る時の
身体の中心を取ろうとするのと同じく
重心を身体の正中線(中心)に 持って来ないといけません。
それには、身体の骨盤や背骨などの関節を 潤滑させる必要があります。
錆びた骨盤、関節だと潤滑しにくく バランスが保てません。

腰痛や膝痛の改善のためや
運動も兼ねてウォーキングマシンを使われているかも知れませんが
残念ながら、身体は良くなりません。

身体は、骨盤が荷重を受けて それを起点に動く様になっていて、
力のベクトルが脚へと向かうのと同時に 足からの反発が骨盤へ向かう事で 関節が噛み合います。
ですが、先に地面が動くと起点が足になり
身体に向かうベクトルは、足の後方へ流れてしまい、
関節が合わさる力でなく、引っ張られる力になります。
結果的に関節の潤滑が起こらず 関節を摩耗させるようになります。