Blog記事一覧 > 2月, 2025 - まごころ鍼灸整骨院の記事一覧
強烈に尻もちを着くと
骨盤が後ろに回転します。
骨盤の関節の形状は
ボルトとナットの様な
ネジ構造になっています。
骨盤が勢いよく後ろに倒れると
ネジが締まりすぎて
ロックする事があります。
もしロックした場合
骨盤機能のクランク運動ができず
ロック側の脚が歩くときにドスンと
堕ちるようになります。
そうなると身体のバランスが崩れ
腰痛が出たり、足に痺れが出たりします。
ロックした場合、
解除操作(整復操作)が必要です。
膝を地面や床で強打すると
その衝撃は股関節に伝わって
骨盤を前方に倒します。
骨盤が前に倒れると、ネジ構造の関節が
一気に緩みます。
緩んだ側の骨盤は
踏ん張る力が弱くなります。
放っておくと、歩き方の左右差が出ての腰痛の原因になります。
緩んだ骨盤は、
直接調整するか
歩行をずっと続けて行くと締まっていきますが
衝撃が強いものほど治りが遅いです。
骨盤は元の位置に戻すのは間違っていて
骨盤の機能を元に戻す と言うのが正しいです。
ですから、足の長さが揃った と言うのは、見た目上のこと。
骨盤の機能は、 ウェイトとベアリングで
身体がスムーズに動かせる様に 上手く力を伝える様に出来ています。
所謂、骨盤矯正で骨盤の位置を戻しますと言うのは 力技で出来ます。
これがどれほど、 機能低下を起こしているか?
と言う事を、
腰痛の人でも、産後の矯正の方でも、
骨盤矯正を受ける方は 知っておいたほうが良いと思います。
身体の捻れや、歪み、変形は
元々の力を逃す事が出来なくなった結果、
関節や骨自体に負荷が掛かり 破壊されて起こった結果です。
つまり、変形や歪みを戻したところで その壊された部位に負荷が掛からない
「当たり前の機能」を取り戻さないと
骨盤ベルトだの、O脚矯正の為のインソールだの、猫背矯正ベルトとかの発想になってしまいます。
楽して軟骨サプリだけで良くなる訳がない。
膝関節症
脊柱管狭窄症
慢性腰痛は、
身体を一から作り直す様にしないと 本当の改善は望めません。
海外の調査会社のレポートによると、
16~64 歳のネットユーザーがスマホやPC を見る1 日の平均時間は6 時間40 分。
トータルすると、成人期の実に17年以上をインターネット上で過ごすことになるそうです。
国別にみると日本人は4 時間弱と、
調査した国の中では最も短かったそうですが、
これが今後もっと短くなることは考えにくいでしょう。
生活に欠かせなくなりつつあるデジタル機器ですが、
「自ら活用する」のと「依存する」のは大違い。
自分でコントロールできるようにしておかないと、
たちまち依存状態になってしまいます。
スマホやPC を見る時間が長いと、
眼精疲労や睡眠の質の低下は言うまでもなく、
主にSNS による精神的疲労やストレスの増加、
不安など様々なリスクが生じます。
加えて、近年ではデジタル機器への依存による集中力への影響が懸念されており、
「デジタル認知障害」と呼ばれる状態を引き起こす可能性があると指摘されています。
デジタル機器をずっと触っていると、猫背になるし
身体を動かせていないので、骨盤の動きが悪くなり
肩こりや腰痛が取れにくくなりますよー。