Blog記事一覧 > 6月, 2025 - まごころ鍼灸整骨院の記事一覧
なかなか取れない、肩こり、腰痛、関節痛、辛いですね…
人によって、右利き・左利き、内臓の付き方も左右に違う臓器や、
肺の大きさや腎臓も上下位置が違っています。 元々が左右非対称です。
身体が動く時は、曲げたり、 反ったり、捻じったりと、歪ませながら使っています。
もし「歪みが原因」なら、 腰を屈めたり、高い所に手を伸ばしたり、
階段を上ったり・下りたりすると 常に痛みが出てしまいます。
極端な例えで、骨を真っ直ぐに固定すれば 痛みは出ない事になります。
それでは生活は出来ませんし、 本当に痛みは取れるのでしょうか?
ヒトは進化して関節が細かく動くように 今の身体の構造になっています。
ですので、歪みがあるからと言って、 肩の高さ、 足の長さを揃える事は 重要ではないと考えます。
身体をスムーズに動かすためには 『関節の滑らかさ』が必要です。
特に骨盤は動きの中心の部位となります。
全身の一つ一つの関節がバランスを取り、 滑らかに動くことによって 身体が使えています。
『関節の滑らかさ』はどうやって出来る?
これは、関節同士がしっかり 噛み合う事で作られます。 つ
まり荷重(身体の重み)が必要です。
ですから、普段から歩かない人は関節の 「錆付き」が起こっています。
ドアの蝶番が錆付いた時に 無理に動かすと壊れるように、 錆びた関節の状態で身体を使うと、
関節が削れ、変な動き方になったり、 防御反応として筋肉が硬くなります。
主な痛みの原因は筋肉の硬さであり、 マッサージやストレッチも良いですが、
効果は一時的でそれだけでは、 またぶり返します。
身体の歪みを考える前に、 肩こり、腰痛、関節痛などの 不調を改善するには
『関節の滑らかさ』を回復させることが 根本的な解決になると考えます。
まとめると
①歪みは痛みに関係ない
②原因は関節にある
という事でした✋
先ず本質を知る事が改善への第一歩です。
腰が悪い人、 腰骨が歪んでいる人は
腰の背骨の中から出ている 骨盤内の臓器への神経、 脚•足指の神経があるので
腰痛がある人は 腸、泌尿器、生殖器の不調、 脚の筋力が低下しやすくなります。
酷くなると、坐骨神経痛と言われるように 脚に痺れが出たり、
腰骨の中の神経が通っている管が狭くなり 脊柱管狭窄症になったりします。
足腰の力強さは、内臓の健康に関係します。
放っておくと、歪みが固定して 戻るのが難しくなってきます。
そうなる前に、治療や 定期的なメンテナンスを されていた方が良いですね。